安来清水寺 入り口 |
心落ち着く場所について、少し前に書きました。
その時に挙げた場所は、海と山だったと思います。
しかし、仕事をするようになってから……。いや、隠岐のエコツーリズムと関わるようになってから、神社や仏閣という場所も落ち着くようになってきています。
出身地である大田市には物部神社という石見国の一宮がありますが、そこもわりと好きです。
昨日は安来市にある清水寺へ行ってきました。
昨日は第四土曜日というのに、それほど人は多くなかったのでとてもゆったりと過ごすことができました。
参道入口 |
清水寺には、高校1年くらいのころに一度来てるはずですが、あまり記憶はありません。
ただ、長い階段があることは明らかすぎるほど明らかですので、入り口には竹から伐り出された杖が。
竹の杖 あまり使ってる人はいなかった |
なんというか。
日本て自然とともに生きてきたんだな、という気がする空間です。
こうして苔生した石なんかを見てるとなぜかそういう気持ちになります。
こういう空間があるから神社やお寺に落ち着きを感じるのかもしれません。
まだまだ4月なのに、ふと上を見上げると少しずつ緑が濃くなっていることに気づきます。
緑と、幟の朱と紫がいいコントラストをなしてます。
階段を登って行くと途中に、精進料理を食べられるところがあり、そこではもみじが赤くなってました。なんていう品種なんだろう。。
隣の緑のもみじの中、いいアクセントになってます。
こういうアクセントを先人も取り入れていたんだろうなぁ。
さらに階段を登るとシダレザクラかな?一本階段脇にあります。
シダレザクラ? |
狛犬の出迎えです。
なぜか苔に興味が向いてカメラ向けてました^^
下の写真は杉の巨木の根元なんですが、見事な苔です。
ここにもひとつの生態系、世界があるんですよね。
杉の根元で成立しているひとつの生態系 |
遠くに見えたのは宝塔。行ってみたかったけど、ルートがよくわからず……。
宝塔 |
この宝塔を見て、あとは帰りました~。
落ち着く空間であるということは間違いないですね。
人が少なかったというのも大きいですが。
あ、そうそう。
清水寺の羊羹は美味しくて有名だそうで、買って帰りました。
それと、駐車場近くのお店では「ようかんアイス」なるものも売っていてそれも食べてみましたが、味は小豆アイスと同じような感じです。
まぁ、それはそうだよなと。ただ、細かく切った羊羹が入っていていいアクセントになっています。
それと、意外とあっさりした甘味で美味しかったです。