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2011-09-18

福岡二日目@白糸の滝(糸島市)


さてさて。出張が続いてて、福岡行き二日目の様子がアップできませんでした。

二日目は、福岡の隣、糸島市にある白糸の滝と、一部で有名な道の駅伊都菜彩、九州大学に行ってきました。


白糸の滝

白糸の滝という名前はおそらく全国いたるところにあると思います。


白糸の滝|糸島市

こちらの紹介にあるように、ここからの眺望は素晴らしく、山の奥深くから玄界灘まで一望できる素晴らしい場所でした。
幟がなければさらに良かったかもしれない

話を聞くと、地元ではかなり有名なスポットで、休日になると車が列をなすほどお客さんが集まってくるそうです。
僕たちが行ったのは比較的朝早い時間帯だったのでそれほど多くはありませんでしが、帰る頃には車も少しずつ増えていたので、なるほどなといったところです。


山女(ヤマメ)

駐車場から少し歩くと白糸の滝が見てきます。
そして、その滝壺から流れていく少し下流にはヤマメを放流してあり、釣り堀のようになっていました。
円を描くように泳ぐヤマメ

想像以上にしっとりとした姿の白糸の滝

メインの白糸の滝は、名前からして穏やかな滝だろうとは思っていましたが、想像以上にしっとりとした、気品のある滝だなという印象。

島根県にも滝はいくつもあり、有名な滝だと雲南市にある龍頭ヶ滝なんかがありますし、しっとりという印象では隠岐の島町の壇鏡の滝なんかがいい感じです。
しかし、ここ白糸の滝はそれらとは違いました。
流れ落ちる滝、というのはこういうものなんだな、と。

※手前の穏やかな水面の場所にヤマメがいました。


下流には今は使われていない施設・資源

ここからさらに下流に歩いて行きます。
この一帯は地元の方が管理されているらしいのですが、スタッフのかたも比較的年齢の若い方も多く見られました。
以前は、ここを訪れる人は滝の下流で川と親しんで時間を過ごしたらしいのですが、最近は自動車が主要な交通手段となったためか、滝を見てすぐ帰ってしまうことが多いとのこと。
せっかく来たら楽しんでもらいたいという思いもあるようです。



途中までは遊歩道も整備されているので歩きやすいです。
水車は故障して動かないとか。。。
個人的には、この川沿いにもたくさん生き物たちがいると思うので、それらを写真付きの紹介パネルにして水車小屋とかに展示してもいいのではないかと思いました。


さらに下流に行こうとすると遊歩道はなく、自然道というのか獣道を歩いて行くような感じになります。
勾配も少しきつく、ヤブが多いので、正直、子ども連れだと厳しいかなという印象です。


この落差の大きな場所まで行って、周りの空気や様子を少し見たところ、このすぐ上流が川に入って遊べるいい場所だと感じました。
ただ、すぐ下流にはこの数メートルの落差があり、手前には当然ですが柵も何もないので、少し危険がありリスク管理が重要になります。


リラックスできるいい環境

ここからはまた元きた道を戻って、白糸の滝を後にしました。




以前、イギリス人の方に聞いた時、「へ~」と思ったことのひとつに、主にヨーロッパの旅行者は神社や自然体験が好きだという話とともに、特に滝が好きだよ、という話しがありました。

適当に紹介すればいいものではないけど、滝は思っている以上に外国人旅行者に対するフックになるんじゃないか、と思っています。
英語で情報発信する場合、ある程度優先順位をつけて紹介しないといけないとしたら、戦略的に滝、神社、生態系、などのようにしておけばいいのかも、なんてことを考えてます。


福岡に関しては、こちらも合わせてご覧ください。

1日目:刺激的な仲間と博多の夜
2日目後半:福岡二日目 後半 伊都菜彩~九大