備忘録的に書きます。
2011年9月5日、この日の夕方、隠岐ジオパークが世界ジオパークネットワーク登録の日本からの候補地として推薦されるかどうかが決まります。
8月末に日本ジオパーク委員会の現地視察があり、良い評価もあれば厳しい指摘もあったと聞きます。
推薦されるか否かは、正直判断しかねる状況です。
が、推薦されても、されなくても、隠岐ジオパークとして取り組まなければならないことはまだまだたくさんあります。
推薦の可否でその本質的な部分を見失うことは避けなければなりません。
本質的な部分とは何か。
それは、ジオパークをより多くの人に認識・理解してもらう努力を継続すること。
それは、ジオパークを管理・運営するための組織と人を育てあるいは確保すること。
それは、ジオパークの戦略を描き出すこと。
それは、ジオパークを管理・運営する組織が継続していける基盤をつくること。
つまり、隠岐ジオパークを通じて隠岐諸島がどうありたいのか、そこに至るために何をするかを考え、実行していくこと。
GGN登録は、その手段の一つでしかない(とは言え、世界的登録地という意義は大きいけれど)。