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2011-04-19

デザインというもの


優れたデザインというものは否応なく目をひきますね。

以前はデザインというと、単に外観の造形だけだと勘違いをしていました。
どういうきっかけなのかはわかりませんが、今はそうではないのだと考えています。

外側の見た目を優れた物にすることも重要ですが、もっと重要なことはそのものが持っている本質や、伝えたい何かを形にするそのプロセスや思考ではないか、と思っています。

こう思い始めたのはほんと最近で昨年の後半くらいだと思います。

……

そのころ、ちょうど自分が将来独立したら・・・という妄想を繰り広げていました(笑

そういうことを想像すると、まず楽しいところから入るので「社名どうしよう??」とひとりで考えていたんです。
そんな時に、「デザインの力ってすごいんだよなぁ」とふと思い、社名に取り入れたりして言葉遊びを考えていました。
その結果、将来僕が設立するかもしれない会社名が「Regional Design Atelier」です。

デザインという言葉には「設計」という意味があるんですよね。

自分が仕事を通じて何をしたいのか、何を提供したいのかを考えると、地域の活性化や再生という大仰なものを目指したある種のシステムを「設計」することなんだろうと思い至り、こういう名称を考えていました。

自分にはアーティスティックなデザインセンスはありませんが、こういうデザインならできるんじゃないかなと思ってます。

デザインというものは、単純に外形だけを美麗にする技術を指すのではなく、本質を見つめる力、相手からそれを引き出す力、それを理解し整理する力、わかりやすい形へと昇華させる力、そういうものが複合的に合わさっている能力なんだろうと思っています。
だから、「デザイン」というものはスゴイんですよ。

なんとなく「デザイン」への一般的な評価が低い気がするんだよなぁ。