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2011-06-10

コンサルタント



自分の仕事に誇りを持てるって、人生に大きな影響をもたらすと思いませんか?


まちづくり系コンサル、地域再生コンサルというものを仕事にしていると、時に迷い、時に自信を失くし、自分がどこに向かっているのかわからなくなる時があります。

自分の仕事を自己評価すると、どうしても厳しめに見てしまいます。

自分の仕事を細かく分解してみていくと、必ずしも専門的な技能は必要ないです※1

何が必要かといえば、「考える」という力と考えることに対するトレーニング。

あとは少しのPCスキルとコミュニケーションスキル。

これがあれば、多分何とかなります。

そして、これって別に特別な技能ではないですよね。誰でもやろうと思えばできる。
資格も不要ですし。


NPO法人

じゃあ、まちづくり系コンサルがたくさんいるか、というとそんなに多くはないでしょうね。

なぜなら、同じ分野には「まちづくり」を目的とするNPO法人等がいます。
彼らの多くは現場を持ち、何とかしたいと考えて設立しているので、強みがあります。

ある意味、まちづくりを志向するNPO法人はライバルでもあるし、ぜひ連携して動いていきたい味方でもあります。

このさじ加減が非常に難しいです。
(さじ加減という言葉にはいろんな思いを込めてます)


まちづくりコンサルはギャランティーが厳しい

個人的な感覚として、まちづくりのサポートを業務とするコンサル業は儲からない、と思っています。
個人事業主として、1人で動くのなら何とかなるかも……と思わないではありませんが、会社としてだと現状はまだまだ厳しいと思います。

自分の力不足はとりあえず棚上げしておくとして、もう少しまちづくりに対するギャランティーは何とかならんもんか、と思う。

案件ひとつにつき30万、工期は8ヶ月 とかざらだからねぇ……。

手を抜くことはないけど、絶対的に動けなくはなるんですよね。。それが申し訳ないという思いと、もう少し何とかならんもんか、という思いと両方がないまぜになるんだよね。


島根にもいわゆるまちづくりのサポートを業務として行うコンサルは複数ありますが、どうやって儲けているのか知りたい(笑)

あと、コンサルというと響きとしてうさんくささ、感じる人多いと思います。
自分がどうかは別として、県内のコンサルでも若手の人なんかは、きちんと考えている人もいるので、コンサルだから、と色メガネで見ずにまずは素直に話を聞く、話すということをしてみてもいいと思います。






※1 もちろん、技能を持っているに越したことはないし、実際専門的な技能を持ちながらまちづくりに取り組む人は少なくないです。
代表例は建築家によるまちづくりなどかなと思います。
建物あるいは町並みをデザインする大きなところから入る傾向が強いですね。