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2012-03-06

地方コンサルタントのネットワーク化

とあるSNSで書き込んだ内容で、少し前に考えてた問題意識に立ち戻ったので、書いてみる。

テーマは、ずばり「地方コンサルタントのネットワーク化」。


背景1 地方の将来を決める仕事のプロポーザル

なぜコンサルタントのネットワーク化が必要なのか。
それは、地方自治体が発注する「◯◯市総合振興計画」とか「◯◯市ビジョン」だとか、当該自治体の今後5年10年の方向性を決める仕事があります。
その場合、おおむねプロポーザル方式が採用されると思います。

プロポーザル募集されていることが確認されると、社内で向かうか、向かわないかを検討します。
この時点で、たいてい僕は「結果はどうあれ、向かうべき」と主張します。

その理由は、「『勝つ目がないものに向かうのはムダ』という考えは負け犬の考え」だと思っているから。そういう考えで向かわないのなら、いつまでたってもその分野で経験もノウハウも蓄積されないのだから、キビシクてもその分野についてまず研究し、会社なりの方向性、方針を示すことに意義があると思うから。

それに、そもそも「負ける」なんてこと考えて手をあげません。出すからには、出すと決めたからには勝つつもりでいつも出してます。


背景2 総研系の進出

そのプロポーザルですが、「◯◯市内に本社または視点を置くもの」みたいな要件がある場合もあれば、ない場合もあります。
ない場合、そこそこ大きな金額の仕事だと東京や大阪の大手コンサルタント、総研系も入ってくることがあります。

うちの場合、まあ負けることが多いんですね、正直な話。

でも、提案内容で負けてる気がしない、というか内容ならいい勝負してるか、上行ってるでしょ?と思うんだけど、負けてしまいます。(遠吠えですね。。。)

負ける相手は地方の他社だったりもするし、大手だったりもするんですが。

去年、一昨年に限って言えば、「万年2位かよ!?」と思うくらい結果が「次点」続きでした。
非常に悔しいです><


ネットワーク化の目的

島根県内のコンサルタントというと、相互にライバルであり、商売敵であり、負けてなるものかと思う相手であります。
しかし、その一方でコンサルタントのスキルアップは必要で、それを単独のコンサルタント会社でやる、というのは実はコストもかかるし、時間もかかると思うんですね。
であれば、コンサルタントの有志だけでも研究会、勉強会のような形で情報をシェアできる、切磋琢磨できる、良い意味でライバル意識を煽りまくるというのはありだと思うんですね。

オフィシャルでは商売敵でも、プライベートでは単にライバル。
おたがい刺激し合って研鑽しようぜ!というのが、目的。

自分が得意な部分をある程度オープンにしたところで、他社に入り込まれるようなことはない、という自信は誰しもあるでしょうから。

県内コンサルタントのスキルがあがれば県内コンサルタントの評価自体も高まり、総研系が進出してきても名前負けしないような環境にしたいですね。

と言っても、具体的にこんな話を進めてるわけじゃなくて、こんなことができるといいんじゃないかなーと思ってる、くらい。
あ、信頼する人二人くらいには、「こんなことしてみたいんだけど、どうですかね?」とは話したか。
ちょっと拙速かな、といった反応だったので、寝かしてるけど。

コンサルで興味のある人がいたら連絡ほしいけどなー。

弱小コンサルだから相手にされないに100ペリカ。