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2011-10-04

洞爺湖有珠山ジオパークについて

メイン会場のひとつサミット記念館

前回のポストが南千歳駅に着いたところまでを書きました。



電車でGo!!

南千歳駅からは、特急北斗で洞爺湖駅まで移動しました。



途中の景観は、広い農地があったりずーーっと奥まで景色が見渡せたりと、北海道らしい景観だったと思います。




この海は位置的に、たぶん内浦湾だと思うのですが、はっきりとはわかりません。
ただ、太陽の光と相まってとてもキレイでした。


これは、お米じゃなくて麦のように見えました。
どうなんだろう。
空から見た時も思いましたが、北海道の農地はやはり広いです。
機会化のメリットを最大限享受できる地域だろうなと思います。


洞爺湖有珠山ジオパークに着いて

洞爺湖駅に設置してある記念オブジェ

洞爺湖駅に着くと、ジオパーク関係者が待っていてくれて、駅と会場を結ぶシャトルバスまで誘導してくれました。
洞爺湖駅改札口の隣には、少し広めの空間があって、そこに洞爺湖有珠山ジオパークやシーニックバイウェイのコースの紹介などがパネルを中心に掲示してありました。

ただ、隠岐の西郷港などにも言えることですが、到着したお客さんは駅や港からはどんどん流れでていくので、来たばかりの人にはあまり見てもらえていなかったですね。


会場近くについて、ホテルにチェックインした後、洞爺湖温泉街を歩いているとこんな看板が。
これが後日、あんなことになるとは……。
この件については、3日目くらいのポストに書きますが、運営側としてちょっとどうなの?と感じたことがあります。
ものすごくもったいない、そう思わせることがありました。


時間があったので、洞爺湖周辺を散策。
湖上に浮かぶのは中島です。
知ってる人は知ってると思いますが、「うしおととら」にも登場した島ですね。
ヒントはサンピタラカムイとオヤウカムイ。





サミット記念館にて


この日は、日本ジオパークネットワーク(JGN)の臨時総会があり、その会場がサミット記念館でした。
このサミット記念館では、これまで一度も会議を開催されたことがなく、JGN臨時総会がはじめて会議として利用を許されたそうです。
それくらい、洞爺湖町としてはジオパークに対して協力的であるということでしょうね。
ただ、もう少し大事にしてあげなければいけないものが足元にあったのではないか、と感じたことも。。。

さて、上の写真。

これはサミット記念館の中にあるフロアですが、北海道の自然環境などを展示してあります。
面白いのは、この展示物がすべてダンボールで作成されていたという点です。

これはビックリしました。
おもしろい発想です。隠岐でも取り入れることができるのかな~とか感じました。


おわりに

文中で、もったいぶった書き方をしてますが、運営側と地元との間でうまく情報共有、意思疎通できてなかったのではないか?と思うことが3日目に発覚します。

端的に言えば、全国大会で大勢の人間が集まり、それに向けて地元イベントの日程をぶつけた、にも関わらず全国大会の中では、イベントに関するアナウンスがなく、ジオパーク関係者はほとんど商店街のイベントには足を運ぶことができなかった、というもの。

ものすごくもったいないし、行けなくて申し訳ないという気持ちもありました。

3日間とも通った居酒屋でそういう話を聞いて、もしアナウンスがしっかりしてあれば、ジオパーク関係者なら喜んでイベントに足を運んだだろうに……と悔しくも思いました。

教訓としては、いいことをやろうとしても、情報共有と意思疎通ができていなければ空振りに終わってしまう、ということですかね。

居酒屋のママはすごく気さくで楽しく迎えてくれたので、可能ならもっと食べて飲んで貢献したかったところです。