今日(というか昨日?)、隠岐ジオパークガイド倶楽部が立ち上がりました。
自分が隠岐に関わって7~8年経ち、隠岐でエコツーリズムによる地域振興がスタートして6~7年になるでしょうか。
きっとそれ以前も話は出ていたことでしょうし、関わってきたこの間も度々議論の俎上にあがってきたのが、「ガイドの組織化」という話でした。
それも、島前島後の垣根のない組織が必要なんだ、という話がたびたび出ては立ち消えていきました。
しかし、今日ようやく「ガイド倶楽部」として、まず立ち上がりました。
ガイド同士の親睦を深め、研修会等を通じたスキルアップを図り、最新の研究成果をキャッチアップできる組織として、島前島後でガイドとして活躍している人、これからガイドとしてやっていきたい人、今修行中の人、いろんな人が参加してくれました。
地元で長年ガイドをされてきた人が言ってました。
呼びかけに対してどれくらいの人が反応してくれるか、今日どれくらいの人が来てくれるかわからなかったけど、これだけの人が来てくれたことは涙がでるほど嬉しい、と。
僕にとってもにわかには信じられない、というか想像できなかった光景でした。
隠岐の中で確実に「ジオパーク」が広がり、地域に目を向けている人がいて、それをさらに多くの人に「伝えたい」と思う人がこれだけいるんだ、と。
設立総会の中で参加者のひとりが言ってましたが、いま時代は大きく変革を迎えている、その時代にジオパークという枠組みが生まれたと。
そして、ジオパークのガイドから島前島後という目に見えない壁を取っ払えるのであはないか、ということを仰った方もいました。
「ジオパーク」という枠組みには、そういうことが期待できるだけの魅力や力があると思います。
きっと今がターニングポイント。