図解リーディング 『プロジェクトマネジメントの基本』
今回は『プロジェクトマネジメントの基本』第二弾。
ミッションの理解とモチベーションについて。
ミッションの理解について、というとちょっとわかりにくいかもしれませんが、要は自分の作業・役割が、全体の中でどう貢献しているのかということを、どれだけ自己認識できるか、ということです。
ドラッカーの寓話として本書では、教会建設現場でドラッカーが石工に質問をします。
「あなたは何をしているのですか?」
それに対する答えが、石工たちのミッションに対する理解度にあらわれています。
ミッションの理解度が高いモチベーションを誘い、創意工夫を生み出す |
僕の場合、自分が任された、あるいは今やっている仕事が、一体何のためにやっているのかが不明確だとやる気(モチベーション)はあがりません。
何のための作業かわからない状態では、その作業はあくまでも「他人の仕事」の手伝いでしかありませんので、「こうしたらいいんじゃない?」とか「こういう考え方も取り入れたらいいかも?」なんてことも考えません。
そしておそらく、こういう感覚は多くの人に共通するのではないでしょうか。
僕ができているかどうかはさておき、意識しているのは、チームで動く場合には、本来の目的を伝えるように心がけています。(←多分できてない)