図解リーディングシリーズ2回目です。
今回は、佐々木俊尚の『キュレーションの時代』から、個人的に今キーワードとして考えている「共感」について触れられている箇所です。
モノに対するお金の払い方、価値観は人それぞれだと思います。
「かっこいいから」、「かわいいから」、「見栄えよく」、「他の人も使ってるから」……。
こういう欲求から実際の購買につながってきたのがこれまでの社会だとしたら、これからは?
いや、今すでに変革が起きているのかもしれません。
そのキーワードこそが、「共感」であると感じています。
僕が「共感」の重要性を認識したのはほんとつい最近のことで、2010年10月、島根県で開催されたNPO活動推進全国大会が契機です。
その中で、日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅隆氏の講演の中で強調されていて、自分の中での感覚にピッタリときた、という経験がきっかけです。
図では「モノ」と書いていますが、「コト」と置き換えてもいいと思います。
モノでもコトでも、「良いもの」であることは大前提ですが、そこから対価を支払いたい、と思ってもらうためには、作り手側の高いプロ意識や、ポリシー、こだわりがあることが求められます。
自分はどうか?
僕も、仕事のスタイルにはある程度ポリシーを持ってやっているつもりですが、まだまだ甘いところもあります。